タカアシガニは、駿河湾の深海にすむ世界最大のカニで、沼津市戸田の名物です。漁が始まる秋は、戸田でタカアシガニを味わうのにぴったりの季節です。
世界最大のカニ、見たことありますか?
脚を広げると、大人の背丈よりもずっと大きい。そんなカニが、静岡県の海にいるって知っていましたか?
その名は、タカアシガニ。漢字で書くと「高足蟹」、その名のとおり脚がとても長いカニなんです。
西伊豆の小さな港町・戸田は、このタカアシガニの特産地。この記事では、秋に戸田でタカアシガニを味わう楽しみ方を紹介します。
✅ この記事でわかること
- タカアシガニの正体 —— どんなカニで、どこにすんでいるのか
- 静岡県が漁獲量全国一の理由 —— 秋に漁が始まるわけも
- 戸田での楽しみ方 —— 出かける前に知っておきたいポイント
- よくある質問 —— 気になる疑問にまとめてお答え
タカアシガニとは

タカアシガニとは、駿河湾の水深200〜500mにすむ、世界最大のカニのことです。大きな個体は、脚を広げると3mを超えるといわれています。
深海にすむカニなので、ふだんは目にする機会がありません。その深海のカニを獲っているのが、戸田の漁師さんたち。日本一深い湾といわれる駿河湾だからこそ、出会えるカニなんです。
静岡県の漁獲量は全国一

静岡県によると、タカアシガニの県の漁獲量は全国一です。数字で見ると、次のようになります。
| 年度 | 静岡県の漁獲量 |
|---|---|
| 平成28年度 | 18,239kg |
| 平成30年度 | 19,570kg(ピーク) |
| 令和3年度 | 9,482kg |
| 令和6年度 | 10,983kg |
ピーク時と比べると、漁獲量は半分ほどに減っています。そのため戸田では、資源を守る取り組みも続けられています。
そのひとつが、タカアシガニの放流です。沼津市によると、昭和61年から毎年続いています。地元の小中学生も、地域学習として参加しているんです。
なぜ秋に味わいたいの?
タカアシガニには、決まった漁期があります。静岡県によると、漁法ごとの漁期は次のとおりです。
| 漁法 | 漁期 |
|---|---|
| 小型底びき網漁業 | 9月〜翌年5月15日 |
| かご漁業 | 12月1日〜翌年2月末日 |
底びき網の漁は、9月に始まります。夏のあいだは漁がないので、秋はその年のタカアシガニ漁が始まる季節なんです。
戸田の深海漁は、乱獲を防ぐために漁期が限られています。だからこそ、秋から春にかけてが味わいどきなんですね。
タカアシガニはどんな味?

静岡県によると、味はさっぱりとして、ほんのり甘いのが特徴です。
体がとても大きいので、家で調理するのは難しいカニ。そのため、戸田周辺の旅館や料理店で調理して出されています。
よく知られている食べ方は、塩ゆでや蒸し。素材の甘みをシンプルに味わえる食べ方です。
戸田でタカアシガニを楽しむコツ

いちばん確実なのは、戸田の旅館や食事処で予約して食べることです。大きなカニなので、何人かで分け合うのがおすすめ。家族や友人と、豪快に味わってみてください。
戸田には、漁協の直売所もあります。駿河湾の新鮮な魚介を、手ごろな値段で買える場所です。
🚩 戸田漁協直売所 へだのすけ市場:沼津市戸田523-9
📞 0558-94-2082
🕰️ 9:00〜17:00
🗓️ 水曜定休
※営業日や取り扱いは変わることがあります。お出かけ前に確認してください。
よくある質問(FAQ)
質問をタップすると答えが開きます。
タカアシガニはどのくらい大きいのですか?
大きな個体は、脚を広げると3mを超えるといわれています。世界最大のカニとして知られています。
タカアシガニはどこにすんでいますか?
駿河湾の水深200〜500mほどの深海にすんでいます。
タカアシガニはいつ食べられますか?
底びき網の漁期は、9月から翌年5月15日までです。秋から春にかけてが味わいどきです。
タカアシガニはどんな味ですか?
静岡県によると、さっぱりとして、ほんのり甘いのが特徴です。
タカアシガニはどこで食べられますか?
沼津市戸田の旅館や料理店で味わえます。体が大きく家庭での調理は難しいので、お店で食べるのがおすすめです。
まとめ
タカアシガニは、駿河湾の深海が育てた世界最大のカニです。静岡県の漁獲量は全国一で、戸田はその特産地。
漁が始まる秋は、戸田へ出かけるのにちょうどいい季節です。西伊豆の港町で、深海からのごちそうを味わってみてください。
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※データ参考:静岡県(タカアシガニの漁獲量 日本一/静岡県の地魚)、沼津市(タカアシガニの放流)、るるぶ&more.(戸田漁協直売所)(いずれも2026年10月29日確認)。




