【静岡グルメ旅】とろろパワーで旅の疲れも吹っ飛ぶ!静岡で食べるべき「とろろ汁」と「とろろご飯」の魅力
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なぜ静岡でとろろ汁?その秘密は歴史と風土にあり!
実は静岡県、特に中部地域は、とろろの原料となる自然薯の産地として有名なんです。
新鮮な自然薯が手に入りやすいからこそ、とろろ汁やとろろご飯が郷土料理として根付いたんですね。
さらに歴史を遡ると、江戸時代の東海道五十三次の宿場町・丸子(現在の静岡市駿河区丸子地区)では、旅人が滋養強壮のためにとろろ汁を食べていたという記録が残っています。その伝統が現代まで受け継がれ、静岡県内にはとろろ汁の名店が数多く存在しているんです。
丸子宿「丁子屋」で味わう、400年の歴史を持つとろろ汁
静岡でとろろ汁を食べるなら、まず訪れたいのが丸子宿の老舗「丁子屋」。
なんと創業は慶長元年(1596年)!400年以上もの間、旅人に愛され続けてきたとろろ汁は、まさに歴史の味。
門外不出の「すり鉢」と「すりこ木」で丁寧にすりおろされた自然薯は、口にした時の滑らかさと粘り気が別格。麦飯との相性も抜群で、箸が止まらない美味しさです。
秋の味覚「むかご」も静岡の味!
そして秋といえば「むかご」!
自然薯のツルにできる小さな芋で、ホクホクとした食感が特徴です。
静岡県内では、素揚げを塩で食べたり、むかごご飯、むかごの天ぷらなど、様々な料理で楽しまれています。
静岡県内にはとろろグルメがいっぱい!
静岡県内には、丁子屋以外にもとろろ汁やとろろご飯を味わえるお店がたくさんあります。それぞれのお店で、こだわりの自然薯や出汁、薬味などが楽しめます。
例えば、沼津港にある「魚がし鮨」では、新鮮な魚介ととろろを組み合わせた「海鮮とろろ丼」が人気。また、静岡市葵区にある「山葵の里」では、静岡名産のわさびを使った「わさびとろろ蕎麦」が絶品です。
静岡でとろろ汁、とろろご飯を食べるなら、ぜひ訪れたいおすすめのお店を3店舗紹介します。
1. 丁子屋(ちょうじや)
言わずと知れた、丸子宿にある老舗中の老舗。
400年以上の歴史を誇り、そのとろろ汁は多くの著名人にも愛されてきました。自然薯の風味を最大限に活かした、シンプルながらも奥深い味わいが特徴です。
麦飯との相性も抜群で、一度食べたら忘れられない味になること間違いなし。
⭐️ 4.2(2,486)
🚩 静岡県静岡市駿河区丸子7丁目10−10
📞 054-258-1066
🕰️ 土日:11:00〜14:00 / 16:30〜19:00
金・月:11:00〜14:00
🗓️ 火水木定休
2. とろろや 佐鳴台本店
浜松にある「とろろや」は、自然薯と大和芋の2種類のとろろが味わえるお店。
とろろ汁はもちろん、とろろご飯やとろろ蕎麦など、様々なとろろ料理が楽しめます。特に、麦とろろ飯は、とろろの粘りと麦飯の食感が絶妙で、一度食べたらやみつきになること間違いなしです。
⭐️ 4.2(597)
🚩 静岡県浜松市中央区佐鳴台2丁目10−21
📞 053-448-1905
🕰️ 11:00〜15:00 / 17:00〜21:30
3. やよい軒
全国チェーンの定食屋さんですが、静岡県発祥の名物料理「静岡とろろ汁と天ぷらの定食」がおすすめです。静岡伊豆味噌を加えたかつお出汁と、とろろを合わせた、味噌仕立てが特徴。
とろろ独特のねばり気を感じつつ、さらっと食べられる優しい味わいに仕上げられています。リーズナブルに静岡の味を楽しみたい方におすすめです。
これらの他にも、静岡県内には多くのお店でとろろ汁やとろろご飯が提供されています。ぜひ、自分好みのお店を見つけて、静岡の味覚を堪能してください。
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旅のお供に、とろろパワーを!
自然薯には消化酵素やビタミンB群、食物繊維などが豊富に含まれており、旅の疲れを癒やす効果も期待できます。
静岡を旅する際は、ぜひ地元で愛される「とろろ汁」や「とろろご飯」を味わってみてください。きっと、心も体も満たされるはずです。
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