梅雨空に咲き誇る、大鐘家の紫陽花絵巻

しとしとと降り続く雨も悪くない。

そう思わせてくれるのが、牧之原市にある大鐘家の紫陽花庭園。
約1万株の紫陽花が咲き乱れる風景は、まさに圧巻の一言。

 

歴史ある古民家と紫陽花の競演

築300年の歴史を誇る大鐘家は、国の重要文化財に指定された由緒ある古民家。

重厚な長屋門をくぐり抜けると、広大な敷地が広がります。
梅雨の時期、その一角を埋め尽くすのが、色とりどりの紫陽花。

約1万株、圧巻のスケール

庭園に足を踏み入れると、そこはまるで紫陽花の海。

青、紫、ピンク、白…無数の花々が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。

その数なんと約1万株。

これだけの規模の紫陽花庭園は、全国でも珍しいでしょう。

さまざまな品種が織りなす、色彩のハーモニー

大鐘家の紫陽花庭園には、一般的な品種だけでなく、珍しい品種も数多く植栽されています。

真っ白なアナベル、額縁のように咲くガクアジサイ、華やかなダンスパーティー…それぞれの個性が光り合い、庭園全体を彩ります。

雨に濡れて、一層鮮やかに

紫陽花は、雨に濡れると一層美しく輝きます。

雨粒をまとった花びらは、まるで宝石のよう。しっとりとした空気の中で、紫陽花の魅力を存分に堪能できます。

紫陽花を愛でる、癒やしのひととき

庭園には、散策路やベンチが整備されており、ゆっくりと紫陽花を鑑賞できます。
木漏れ日の中で咲き誇る紫陽花を眺めながら、心安らぐひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

大鐘家で楽しむ、紫陽花づくし

大鐘家では、紫陽花の見頃に合わせて「あじさい祭り」を開催。
期間中は、紫陽花をモチーフにしたスイーツやお茶などが楽しめます。また、紫陽花の苗の販売も行っています。