静岡市|在日韓国人が伝える本場の味「韓国家庭料理 大門」
最近人気を集めている韓国料理ですが、なかなか本場に近い味に出会えなかったりしませんか。
今回ご紹介する「韓国家庭料理 大門」は、韓国食材の店「大門市場」に併設し、直営店として本場の味を提供するお店です。
韓国好きの人たちの間でも話題になっている、韓国家庭料理の人気店をご紹介します。
このページの目次
「韓国家庭料理 大門」はこんなお店
「韓国家庭料理 大門」は、静岡市でも人気の韓国家庭料理店です。
その秘密は、在日韓国人が作る韓国料理と韓国食材を、味やスタイルとともに、本場の味を伝えているから。
店主の家庭の味を提供
店主が幼い頃から食べてきた韓国料理の味を提供しているお店なんです。
キムチはオモニ(店主の母)が手間暇かけて作った自信作だそうですよ。
店内は靴を脱いで上がるお座敷タイプ
内装は、韓国らしい座布団が並び、韓国のポスターなどが飾られていてアットホームな雰囲気です。
訪れたのは休日の18時ころでしたが、席は既に満席でした。
来店前には予約して行くのがいいかもしれません。
韓国の食卓
食器類は韓国ならではのステンレスの銀色の食器。
本場に訪れたかのような気分を味わえます。
「韓国家庭料理 大門」のこだわり
「韓国家庭料理 大門」一押しのサムギョプサル
「韓国家庭料理 大門」のサムギョプサルには、こだわりのキムチが使用されています。
併設されている韓国食材の店「大門市場」の、手間暇かけて作られた人気のキムチは、豚肉との相性が抜群!
豚肉は「オリーブ豚」を使用。
柔らかく、脂身が甘いのが特徴だそう。
疲労回復にも効果的で、厚めにカットされ食べ応えのある豚肉は、「大門市場」のキムチと組み合わさることで、さらに旨みが増します。
サムギョプサルならではの、巻いて召し上がる食べ方はもちろん、巻かずにそのままごま油とお塩で食べるもよし、豚キムチのように豚肉とキムチのみでも素材の味をダイレクトに楽しめます。
サムギョプサルの食べ方
スタッフの方が食べ方の説明をしてくれます。
1.肉を焼く
まずはサムギョプサルのお肉を、両面に少し焼き目がつくくらいに焼きます。
焼き色がついたら、親指くらいのサイズにハサミでカットしたあと、しっかりと焼いていきます。
2.キムチを焼く
次にキムチを焼いていきます。
最初からキムチを焼いてしまうとキムチが焦げてしまうそうなので、お肉が焼きあがる少し前のタイミングがベストだそう。
豚肉の脂を吸った焼きキムチは、格段に美味しくなります。
3.野菜に包んで食べる
王道の食べ方は、包み野菜にネギ和え、キムチと豚肉、その上にサンジャンを乗せて丸めて食べます。
「サンジャン」は包んで食べる用のお味噌のことで、自家製だそうです。
みそベースですが、唐辛子の辛みがアクセントになりお肉とよく合います。
また、サンジャン以外に、「ヤンパチョリン」というタレにつけてもさっぱり美味しく食べられます。
「ヤンパチョリン」は甘酸っぱいポン酢のような味。
こちらは日本人に馴染みのある味でした。
「サムギョプサル」食レポ
贅沢に厚めにカットされた豚肉は、焼いて余分な脂が落ちているので程よいジューシー感があり、噛むと肉汁がジュワッと広がります。
葉物野菜でキムチとネギを巻くと、ジューシーなお肉も比較的さっぱりと食べられます。
柔らかいお肉と旨辛い自家製キムチの相性は抜群で、豚肉とキムチだけでも満足感が感じられる一品。
さらに野菜やタレで味変ができるので、飽きずに延々と食べられてしまいます。
ドリンク
ドリンクは、ビールはもちろんのこと、韓国のお酒でさらに韓国気分に浸るのもいいですね。
この日はチャミスルとウーロン茶を注文しました。
「チャミスル」は日本の焼酎のような味でした。
(ネットで調べたらやはり韓国で愛飲されている焼酎のようです。)
リピートが多い「石焼ビビンバ」
日本人にも馴染みのあるビビンバは、注文される人も多いのだそう。
二人でシェアしました。
たっぷりのナムルと挽肉、味の決め手となるこだわりの自家製コチュジャンが使用されたビビンバは、具材が多めでボリューム満点。
熱々の石焼鍋で運ばれてきたビビンバは、混ぜているときのジュージューという音と、芳ばしい香りで食欲がそそられます。
しっかり混ぜると具材がコチュジャンにしっかり絡んでより一層旨みが増します
「石焼ビビンバ」食レポ
甘めで程よい辛さのコチュジャンに卵のまろやかさがプラスされて、より深い味わいに。辛いのが苦手な方でも楽しめるお味だと思います。
野菜のシャキシャキ感も相まって食べ応えのある一品でした。
ナムルも種類豊富で、野菜が多めなのも嬉しいですね。
ランチメニューも充実
「韓国家庭料理 大門」はランチ営業もしています。
キンパ、チヂミなど、韓国王道のメニューから定食まで、豊富なラインナップ。
おすすめのケジャンチゲ定食は、静岡ではここだけで食べられるメニューなんだそう。
本場の味をランチで気軽に楽しめるのは嬉しいですね。
次はぜひランチで訪れたいと思います。
ビビンバやカルビ弁当など、テイクアウトもされているそうなので、詳しくはSNSでチェックしてみてくださいね。
隣に韓国食材の店「大門市場」
帰りに併設された韓国食材の店「大門市場」で買い物して帰るのもおすすめ。
本場の調味料や、自家製キムチなど、自宅でも楽しんでみては。
ご紹介の「韓国家庭料理 大門」詳細情報
住所 | 静岡市葵区北安東4-18-1 |
電話番号 | 054-247-8805 |
営業時間 | 【ランチ】11:00〜14:00 【夜】17:00〜20:30 ※【日曜の夜】17:00〜20:00 |
定休日 | 木曜日 ※臨時休業あり |
支払方法 | 現金 |
駐車場 | 無料駐車場あり ※5台分 |
アクセス | 車 ●新東名「新静岡IC」から約4.4km ●静清バイパス「唐瀬IC」から1km弱、唐瀬通り沿い |
HP | https://www.instagram.com/daimon_koreafood |
※この記事の内容は2024年1月の情報です。
静岡市で本場の韓国の味を楽しむなら「韓国家庭料理 大門」
「韓国家庭料理 大門」は、やはり在日韓国人の方が経営されているからか、味はもちろん、雰囲気からも韓国を味わえるのが魅力です。
こだわりの味が受け継がれ、本場を再現した豊富なメニューを楽しめます。
お酒はマッコリやチャミスルなど、韓国を代表するアルコールメニューもありましたよ。
メニューにも説明が記載してあり分かりやすかったので、慣れない人でも安心して韓国料理を楽しめるかと思います。
スタッフの方も、美味しい食べ方などを丁寧に説明してくれました。
どれもこだわりの食材で作られたメニューばかりですが、特に「オリーブ豚のサムギョプサル」は美味しくて手が止まりませんでした。
とてもアットホームな雰囲気で、韓国の地元民が集まるお店に訪れたような感覚でした。
気軽に本場の味を楽しんでみたい方、辛いもの好きな人、韓国料理好きな人は、ぜひ訪れてみてくださいね。
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