富士市|山も海も一望!最高の絶景スポット「ふじのくに田子の浦みなと公園」の魅力6選
「ふじのくに田子の浦みなと公園」は富士山の麓、静岡県富士市に位置する県立公園です。
実はこの公園、静岡の豊かな自然をを一度に堪能したい、という贅沢な要望にぴったりのスポットになっているんです。
風光明媚な景色から家族で楽しめる施設まで、ふじのくに田子の浦みなと公園の魅力を6つ、ご紹介していきます。
魅力1:山海を網羅した360°豊かなパノラマビュー
公園の入口から緩やかな階段を上った先にたどり着く展望広場。
そこからは公園の北側にどんと構える富士山の壮大な姿を一望できます。
近隣にはビルなどの高い建物も建っていないため、富士の広い裾野を見渡せる数少ない場所となります。
また、富士山から視線を東側へ目を向けると、しらす漁で有名な田子の浦港を見下ろせます。
さらに南側を向けば、今度はどこまでも広がる駿河湾が現れ、西側には日本三大急流で知られる富士川も流れています。
このように、ふじのくに田子の浦みなと公園からは、360°どこを見渡しても絶景を楽しむことができます。
田子の浦港と富士山を一枚の写真に収められるポイントもあり、撮影好きの方には特におすすめです。
魅力2:工場夜景が奏でる幻想的な光景
絶景は昼だけではありません。
夜にはまた違った顔を見ることができます。
富士山由来の豊富な水源によって製紙業が盛んだった富士市。
田子の浦港の開港以降、富士市にはさらに多くの工場が建てられるようになりました。
その工場群こそが夜の主役。
日が落ち、辺りが暗闇に包まれると、景色の主役は富士山から湾岸沿いに煌々とした光を灯す工場群へと交代します。
満点の星空を思わせる幻想的なイルミネーションは、見る者に強い感動を与えます。
近年、この美しい工場夜景が注目され、夜景目当てに富士を訪れる観光客も増えています。
ふじのくに田子の浦みなと公園からは、これらの工場夜景を一望することができます。
暗闇に浮かぶ静かな灯りは、まるで未来の都市を見ているかのような神秘的な光景を生み出します。
時間を忘れて、この美しい風景に見入ってしまうこと間違いなしです。
魅力3:富士山の1/100スケールから周囲を見下ろす「富士山ドラゴンタワー」
公園内にはさまざまな施設やアトラクションがありますが、その中でも特に目を引くのが「富士山ドラゴンタワー」です。
タワーの高さは37.76メートルで、富士山の1/100のスケールとなるよう設計されています。
名称は一般公募で、タワーのデザインは県立静岡文化芸術大学の学生が担うなど、県民による手作り感も魅力の一つ。
二つのらせん階段を上ってたどり着いた頂上は、公園内でも最も高い場所となっています。
前述の富士山、田子の浦港、駿河湾の風景はもちろん、町の夜景を一望できることから、夜に登ると特に美しい景色を楽しむことができます。
ただし、タワーの階段はかなり急なので、日ごろの運動不足がたたる場合もあります。
夜景を目当てに夜に上る場合は足元によく注意してください。
また、冬季は海から吹く風がとても冷たいため、暖かい服装と防風対策をしっかりとしてから訪れることをお勧めします。
魅力4:子供たちも退屈しない!ゆっくり昼寝もできる「冒険広場」
公園内には子供たちが楽しめる施設も豊富にあります。
「冒険広場」にはアスレチック遊具が設置されており、子供たちは自由に走り回ったり、遊んだりすることができます。
広々とした芝生の上で、晴れた日にはピクニックを楽しむ家族の姿も見受けられます。
大人が公園の美しい風景をゆっくりと楽しんでいる間、子供たちはここで元気いっぱいに遊べます。
そのため、家族連れであっても、子供が飽きてしまって親がゆっくり景色を楽しめない、なんてことにもなりません。
魅力5:富士市のシンボル「はじまりの鐘」
公園内には、「はじまりの鐘」と呼ばれるモニュメントも設置されています。
このモニュメントは、富士市のブランドメッセージである「いただきへのはじまり富士市」を象徴しています。
鐘は公園内の東南端にあり、近くからは田子の浦港と駿河湾を一望できます。
海抜ゼロメートル地点にも近く、雄大な海をすぐ側に感じながら、モニュメントに込められたメッセージに思いを馳せてみてもいいかもしれません。
魅力6:新鮮な海の幸を堪能「田子の浦港漁協食堂」
風光明媚な景色に満足したら腹ごしらえもしたいところ。せっかくだから、駿河湾の美味しい海の幸を味わいたいですよね。
富士市内には美味しい魚介を食べられるお店がたくさんありますが、その中でも一番のおすすめは、みなと公園から歩いて約10分ほどの場所にある「田子の浦港漁協食堂」です。
こちらのお店は田子の浦漁協の直営店。
その日水揚げされたばかりの新鮮な魚介を味わうことができます。
特に静岡名産の生しらすと桜海老は絶品です。
建物は天井こそあるものの壁がないというワイルドな風貌。
そのため海からの風を感じながら食事をすることができます。
ただし、獲れたての魚介を提供するため、メニューはその日の水揚げによります。
また、十二月から三月は休業となるため、訪れる前に公式ホームページなどで営業情報を確認してから行くことをお勧めします。
「ふじのくに田子の浦みなと公園」詳細情報
住所 | 静岡県 富士市 前田地先 |
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電話 | 0545-33-0496 |
開園時間 | 終日開放 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | 無料駐車場あり ※利用時間 8:00~17:00 |
アクセス | 車 ●JR東海新幹線駅「新富士駅」から車で約10分 ●東名「富士I.C」から車で約15分 |
HP | https://hellonavi.jp/index.html |
「ふじのくに田子の浦みなと公園」で遊び・食・景色を満喫!
ふじのくに田子の浦みなと公園の魅力を6つご紹介しました。
公園内には他にも山部赤人万葉歌碑や歴史学習船ディアナ号などさまざまな施設やアトラクションがあります。
紹介しきれなかったポイントや景色はまだまだあります。
ぜひ富士市にある、この美しい公園を訪れてみてください。
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