【清水区】海の人気者や深海魚にも会える!東海大学海洋科学博物館へ行ってみよう!
清水にある、東海大学海洋科学博物館をご存知ですか?
小さいながらも、展示がかなり充実していて、子どもだけでなく大人も楽しむことができる場所なんです。
海の人気者であるクマノミやチンアナゴだけでなく、なかなか会えない様々な種類の深海魚の標本がたくさんあるんですよ。
このページの目次
東海大学海洋科学博物館とは?
東海大学海洋学部の博物館は2つ!
今回紹介する「海のはくぶつかん」と呼ばれる東海大学海洋科学博物館と、「恐竜のはくぶつかん」と呼ばれる東海大学自然史博物館です。
2つの博物館は道を隔てた向かい同士にあり、お得な共通券も発売されていますので合わせて訪れるのもいいかもしれません。
どちらも、一部静岡県で観察できる生き物に焦点を当てて展示をしているため、地元のことを知るのにぴったりです。
入館時には検温とアルコール消毒を。
入館する際には、係の方により体温確認が行われます。
展示場にも、「人と離れて見てください」という注意書きが貼られています。
ホームページには、詳しくコロナ対策が記載されていますので、気になる方はご覧ください。
まずは「きらきら☆ラグーン」
入館してすぐにあるのは、サンゴ礁で見られる生き物を約80種類も展示している「きらきら☆ラグーン」。
チンアナゴがこんにちは!
近年話題になる『チンアナゴ』もこちらにいます。
少し待つとニョキニョキと体を出してきて、可愛らしいですよ。
ちょっと怖いかも?!ウツボも見てね
少し見つけにくいですが、大きな『ウツボ』にも注目です!
大迫力の海洋水槽!
比較的小さめなこちらの水族館にあるとは思えないくらい大きな水槽!
縦横10メートル、深さ6メートルもあるんです。
優雅に泳ぐ生き物たち
魚の群れや、ゆったり泳ぐ『シロワニ』を見つけてみてください。
リュウグウノツカイとラブカも見逃さないで
この海洋水槽と同じスペースに、巨大な『リュウグウノツカイ』と『ラブカ』の標本が展示されているんです。
『リュウグウノツカイ』は1989年に静岡市清水区由比の定置網にて採集されたもの。
雄と雌が揃って採集されるのは、全国的にとても珍しいことなんだそう。
ぜひ手を広げてその大きさを実感してみてください。
全長が約5mあります。
駿河湾の深海生物
巨大な『チョウチンアンコウ』が出迎えてくれるこちらの展示は、『駿河湾の深海生物』。
壁一面には約120種の深海生物の標本がずらーっと並んでいます。
深海生物といえばこれ!チョウチンアンコウ
こちらの『チョウチンアンコウ』は人気のフォトスポットのようですよ。
ぜひ1枚、こちらで写真を撮ってみましょう!
深海生物について勉強できます
標本の展示だけでなく、深海生物の不思議な形態や生態についても勉強できるんですよ。
暗闇の中をどう生きるか、どうやって体力を節約するか・・・などなど、驚きの連続です。
東海大学海洋科学博物館の得意分野!クマノミの飼育
さまざまなクマノミと出会えます
お次は映画でおなじみのクマノミコーナー!
ここでは、日本で見られるクマノミの仲間6種の他に、世界に生息している約20種のクマノミが展示されているんです。
クマノミの成長も見られます
また、こちらの水族館はクマノミの繁殖・飼育が大得意。
生まれてから数ヶ月〜1年などのクマノミも展示されていて、その成長を観察できます。
2階「海のふしぎ発見マリンサイエンスホール」
巨大メガマウス
初めの展示は、大きな『メガマウスザメ』。
これにはさすがに、お子様はびっくりしてしまうかも。
こちらは、希少な深海ザメである『メガマウス』の剥製標本を雄と雌同時に見られるんです。
このメガマウスが採集された時の映像も公開されていますので、ぜひじっくり見ていってください。
大人の私も見入ってしまいました。
ピグミーシロナガスクジラの全身骨格!
ホールの真ん中には『ピグミーシロナガスクジラ』の骨格標本は全長約18.6メートルもあるんです。
クジラって本当に大きい生き物なんだなぁと実感できます。
こちらの他にも色々な骨格や剥製があるので、じっくり見て行ってください。
天井をつたうほど長い海藻も!
東海大学海洋科学部博物館 詳細情報
マスク着用でご入場ください。
住所 | 静岡県静岡市清水区三保 2389 |
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電話 | 054-334-2385 |
開館時間 | 9:00-17:00 ※最終入場は16:30 |
定休日 | 毎週水曜 ※祝日は営業 ※正月・春休み・ゴールデンウィーク・7月、8月の火曜日は営業 ※年末休業 ※館内整備日 ※詳しい日程は営業日カレンダーの確認をお願いします |
大人 入場料 |
共通券(海洋・自然史博物館)1,800円 海洋科学博物館1,500円 自然史博物館1,000円 ※東海大学の大学生(短大生は除く)は入館無料 |
子供/シニア 入場料 |
共通券(海洋・自然史博物館)900円 海洋科学博物館750円 自然史博物館500円 |
駐車場 | 普通車500円/1日 小型/マイクロバス800円/1日 大型/中型バス1,000円/1日 |
アクセス | 車 ●東名「清水IC」→国道149号(湾岸道路)経由、国道150号の駒越東町を左折→県道199号(三保街道) ●東名「静岡IC」→国道150号(いちご街道)→駒越東町を右折→県道199号(三保街道) 船(水上バス) 「江尻(河岸の市前)」または「日の出(エスパルスドリームプラザ前)」から乗船→徒歩約5分 車 JR東海道線清水駅より「東海大学三保水族館」行き乗車→終点下車→徒歩約1分 |
公式HP | https://www.umi.muse-tokai.jp/ |
魅力たっぷりの東海大学海洋科学博物館でぜひ冒険を!
小さな水族館みたいな感じかな?と思って訪れたのですが、展示の充実具合に驚きました。
綺麗な魚たちはもちろん、さまざまな種類の深海魚や、とっても大きい剥製などの展示には、大人の私でも興味津々になってしまいました。
他にも生き物だけでなく海洋調査で使用された装置の展示や津波の実験水槽もあります。
なかなか大きなテーマパークには行けない今、じっくり勉強してみるのはいかがですか?
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