【富士市観光】田子の浦港にある「漁協食堂」で鮮度抜群ぷりっぷり食感のしらす丼を堪能!
自然豊かな静岡県には美味しい食べ物がたくさんあります。
海岸に面した地域が多いため海鮮モノにも恵まれており、近くの港へ赴けば鮮度の高い海鮮料理を気軽に楽しむことができます。
そんな中でも、特に静岡で有名な海鮮モノといえば”生しらす”!
今回は観光にもぴったりの「田子の浦港漁協食堂」をご紹介します。
静岡県在住の方はもちろん、県外の方も富士市へご訪問の際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
このページの目次
静岡県東部:富士市にある田子の浦港
田子の浦港へのアクセス
静岡県の東名「富士IC」から車で約15分の立地にあり、観光の道中でも寄りやすい立地です。
私自身、三島観光へ向かう途中にどうしてもしらす丼が食べたくなって訪れました。
電車の場合は、JR吉原駅よりタクシー利用で約10分です。
港の様子
付近には釣り場もあり、公共トイレなどの設備も整っているため、子連れの観光客も多い様子です。
駐車場からは、海が綺麗に見えます。
田子の浦港にある漁協食堂
田子の浦港で採れる鮮度抜群の生しらすは「日本一の生しらす」と謳われているほど。
漁期は基本的に3月21日~1月14日まで。
漁期中は日曜・祝日などを除く営業日に生しらすを食べることができます。
天候によっては漁に出られないために販売していないこともあります。
お出かけ前に、食堂スケジュールなどの最新情報を田子の浦漁協の公式ホームページでチェックしておくといいでしょう。
漁協食堂のメニュー
訪問日は晴れていましたが、どうやら早朝の天気が悪かった様子。
朝の漁は行われなかったようで、大々的な生しらす丼の販売は行われていませんでした。
残念・・・
しかし、運良く生しらすと釜揚げしらす半々の丼「ハーフ丼」の取り扱いがあったので、こちらを頼んでみる事に!
(水揚げされた生しらすを短時間で急速冷凍した生しらすと、釜揚げしらすの「ハーフ丼」で、朝に漁の無かった日にはこちらを販売している事が多いようです)。
海を眺めながらの食事
食堂には屋根があるものの、中と外とを隔てる壁はありません。
のんびりと海を間近に眺めながら食事を取ることができます。
田子の浦港のしらす丼
「ハーフ丼」(生しらすと釜揚げしらすのハーフ丼。味噌汁付):750円
そして、ついに生しらすとご対面!
味噌汁付きで750円です。
右側が生しらす、左側が釜揚げしらすです。
田子の浦港付近の漁は短時間で行われるため、生食に適したしらすが水揚げされるとの事。
抜群に新鮮なしらすは海の恵みをたっぷり含んでツヤツヤ。
透き通るような透明色をしています。
ひと口食べてみると、ぷりっぷりの食感が堪りません。
味はほんのり甘く、白いご飯と一緒にいくらでも食べられてしまいます。
そして、お味噌汁がセットで付いているのも嬉しいポイントのひとつ。
その出汁の豊富さに起因するのでしょうか、海鮮系の食事処のお味噌汁は味が深くて本当に美味しいです。
鮮魚販売所でも、しらすグルメ!
漁業食堂では、しらす以外にも漁で採れた新鮮な海鮮類の販売を行っています。
食べ終わってぷらぷらと売り場を眺めていると、ふと「しらす入りコロッケ」の文字が目に留まりました。
既に丼も食べた後でしらす尽くしのお昼ご飯になってしまいますが、せっかくなのでその土地ならではのご馳走であればひとつ残さず食べておきたいところ。
とても気になったのでお店の方に訊いてみると、5分ちょっとで揚げ立てを頂けるとの事。
「しらすコロッケ」:1個 180円
先ほど丼を食べた席でそのまま少し待っていると、アツアツのコロッケが登場。
まずは何もつけずに食べてみます。
一口かじると、揚げたてサクサク。
中には確かにしらすが入っています…!
魚類の入ったコロッケは初めて食べましたが、全体的に優しい味で、ホクホクのジャガイモとしらすが意外にも馴染んで全く違和感がありません。
お店の方に頼めばおそらくソースを分けて頂けそうな雰囲気でしたが、食堂のテーブルにあるお醤油をかけてみました。
とても美味しかったです。
実はこのコロッケ、「しらすGIコロッケ」との呼び名があり、『田子の浦しらす』と『三島馬鈴薯』のコラボ商品であるとの事。
田子の浦で人気の商品だそうです。
美味しかったので帰宅後に調べてみると、クール便利用で通販でも購入が可能のようです。
晴れの日の訪問がおすすめ
前述の通り、天候が悪いと船が漁へ出られない場合があります。
余程の雨でなければ漁協食堂の営業自体は行っているようですが、「生しらす丼」を食べられるかどうかは行ってみないと何ともわかりません。
そのため、せっかく訪れるのであれば、できれば晴れの日がおすすめです。
海も青くて景色が綺麗ですし!
生しらすの販売がある日は、田子の浦漁協の入口に「生しらす」と書かれた旗が表へ出されているようですので、そちらも訪れる際の目印のひとつにしてみてください。
「田子の浦漁協食堂」詳細情報
営業期間 | 4月1日~12月28日 |
---|---|
営業時間 | 10:30~13:30 ※売り切れ次第終了のメニューあり |
休業日 | 日曜・祝日 冬季 ※台風などで臨時休業有り |
住所 | 富士市前田字新田866-6 |
電話 | 田子の浦漁業雄協働組合 0545-61-1004 |
備考 | ※下記イベント開催中は、特別価格での提供。 ●6月第3日曜日「しらす祭り」 ●10月第4日曜日「しらす街道フェア」 ※支払いは現金のみ |
新型コロナウイルス対策 | 海が眺められる方向に席を配置し、席の間隔をあける 入口他数か所にアルコール消毒の用意など |
駐車場 | 無料駐車場あり |
アクセス | 電車 JR東海「吉原駅」下車→徒歩約30分 車 東名「富士IC」より353号経由 約15分 |
HP | http://tagonoura-gyokyo.jp/ |
田子の浦港の人気しらすグルメを堪能して
今回は富士市にある、田子の浦港のご紹介でした。
いかがだったでしょうか。
生しらすだけでなく季節限定のメニューなどの展開もある「漁協食堂」。
さらには海と一緒に富士山も望める等、しらすグルメのみに留まらず観光地としても十二分に楽しむことが出来る絶好の穴場スポットです。
機会があれば、ぜひドライブがてら足を伸ばしてみてくださいね!
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