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【西伊豆】富士山と夕陽が演出!キラキラ輝く絶景ドライブ

このページの目次

 

沼津市:赤崎・木負堤防付近

西伊豆 赤崎・木負堤防付近

赤崎・木負堤防付近までのドライブコース

沼津中心街の雑踏を離れ、国道414号線を南下。
狩野川の放水路で国道と別れを告げれば、本格的に西伊豆海沿いドライブの始まりです。

国道から県道17号線に入ると、せり出してきた山に押し出され、道は海沿いを走るようになります。

内海の波は優しく、道の起伏やカーブまだまだゆるやか。淡島を真近に見ながら入江沿いに続く道…。

緩やかに続く右カーブを走らせていると、やがて右手に富士山が姿を現します。

赤崎・木負堤防付近の眺め

この付近は富士山まで距離も近く、海の向こうには雄大な光景が広がります。
もちろん海が開けている方向に富士山があるのが条件。

その条件に合う絶好なスポットが赤崎、木負西口のバス停付近にあります。

入江の岬にあたるその場所は、富士山をほぼ正面に見られる景観スポット。

存在感のあった淡島は入江に収まり、大きく視界が開けます。
穏やかな海の向こうには遠く沼津市の街並み。
その上にそびえる富士山は驚くほどの大きさです。

やはり西伊豆から見る富士山は素晴らしい~!

 

沼津市:煌めきの丘

煌めきの丘(沼津市)

「煌めきの丘」までのドライブコース

赤崎付近を越えると、直線道路が激減。

山は直接海に落ち込み、道は海沿いをへばりつくように進みます。

だんだんと西伊豆らしい風景に変わりゆく車窓。
やがて道は海から離れて坂道を登り始めると、あっという間に標高を200mまで上げます。

井田トンネルの先で一気に坂を駆け下りると、井田の集落をぬけてまたすぐに登り坂に。

古墳群がそばにある「煌めきの丘」

「煌めきの丘」はこの坂の途中、海側が大きく開けた場所にあります。

海沿い道路の展望台といえばすぐ目の前が海というのが定番ですが、ここはちょっと様子が違います。
展望台の真下に広がるのは、まさかの田園風景

その向こうには駿河湾が広がり、右手の切り立った崖のから大きな富士山が顔を覗かせます。

規則正しく並ぶ田畑と、その向こうに広がる雄大な景観。
この組み合わせがなんとも美しく風光明媚で、見る人を を楽しませてくれます。

なお、この「煌めきの丘」には階段があり、「井田松江古墳群」に降りられます。
この古墳群は6世紀末に作られたもので、発掘当時のまま保存されています。

「煌めきの丘」が実は古墳群だったなんて。ちょっと驚きですね。

 

沼津市:出逢い岬

沼津市 出逢い岬

「煌めきの丘」から「出逢い岬」までのドライブコース

「煌めきの丘」を出ると、道は再び小刻みに曲がり高度を上げて行きます。

程なくして緩やかに坂道を下りると、海に一番近いカーブで視界が開けます。
ここが次のスポット、「出逢い岬」です。

富士山ビュースポットとして有名な「出逢い岬」

「出逢い岬」は富士山ビュースポットとして有名な絶景スポットで、晴れた日には富士山の写真目当てにたくさんの人が訪れます。

「煌めきの丘」も富士山ビューのスポットでしたが、切り立った崖に山体を少し隠すところがむしろ景観上のポイントでした。

一方こちらは美しい山体を余すことなく堪能することができます。
富士山ビューが旅の目的なら、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

また、富士山の反対側は戸田港が一望できる絶好の展望スポットに。
戸田の美しい景観を特徴付ける御浜岬を上から眺めることができます。

入江に広がる戸田の街並みと、入江に行き交う漁船は、いかにも港町といった風情があり、富士山川とは違う景色を楽しませてくれます。

 

沼津市:戸田

伊豆 戸田

「出逢い岬」から戸田へのドライブコース

「出逢い岬」を出て走ること5分。
坂道を下り続けると、あっという間に戸田に到着します。

沼津市街地を抜けてからここまででいちばん開けた街で、県道沿いにはお店や宿が建ち並びます。

戸田からの景色

入江から弓状に突き出した御浜岬がまるで防波堤のように守る戸田の街。西伊豆きっての漁港として、栄えてきました。

ここの景色の醍醐味は、岬と岬の間にぽっかりと浮かんで見える富士山。

御浜岬の先端に見える赤い鳥居がアクセントになった、風光明媚な風景です。

富士山と鳥居を背景に穏やかな湾内に浮かぶ漁船は、何処かしら優雅に映ります。
ここまで見てきた富士山とはまた一味違った景観が楽しめること間違いありません。

戸田から見える富士山の撮影ポイント

さて、この絶景が美しく映えるポイントは、岬と岬の間に富士山の中心が来る場所。

少し海から離れ、道の駅にクルマを停めて歩くと自由に散策が楽しめます。

お土産購入はここがおすすめ!

もし魚介類を買うタイミングならオススメなのが戸田漁協直売所
サザエ、伊勢海老、アワビなどの魚介類がまさに漁協価格で売られており、タカアシガニなど珍しい名物も。
これらの商品はクール宅急便で送ることも可能です。

そして、この直売所は港の中心に位置し、買い物ついでにちょっと景色を見るのにも素敵なスポットです。
お土産ついでに景色も一緒に堪能できたら、一石二鳥ですね。

 

沼津市:碧の丘

沼津市 碧の丘

戸田から「碧の丘」へのドライブコース

戸田の入江に御浜岬の入り口で別れを告げると、道は意を決したかのように坂を登り始めます。

もともと西伊豆の道路は、海に落ち込んだリアス式海岸沿いを小刻みに曲がりながらアップダウンを繰り返す道。
あっという間に標高を上げると、今度は落ち着く暇もなく上下します。

ここは土肥の街へ抜けるために超えなければならない壁のような場所。
海に向かって等高線の詰まった地形は、急な斜面であることを表します。

そんな場所を通る県道の標高は、なんと250m
これは東京タワーの特別展望台の高さと同じです。
こんな標高差を短距離で登らせる西伊豆の道路は、なかなかワイルドです。

やがて道が標高を下げようと大きく左に曲がると、見落としそうになるほど気づきにくい展望スポット、「碧の丘」があります。

「碧の丘」からの眺め

「碧の丘」はこれまでのスポットに比べると派手さはありません。

海から少し離れているのと、展望台の正面が少し海とずれているため、開放感に欠け、眺望も限られています。

しかし、いままでの中で標高らダントツに高く、晴れて空気が澄んだ日は、土肥や堂ヶ島を見通せるポイントです。

眼下に広がるのは、船山地区という旧戸田村の集落
斜面に段々畑と家が点在する風景は、どこか牧歌的。派手さはありませんが、ぜひ立ち寄ってみたいスポットです。

 

伊豆市:土肥

伊豆 土肥

「碧の丘」から土肥までのドライブコース

「碧の丘」を出ると、道は二つのヘアピンカーブで100mも高度を下げます。
その勢いは、気圧の変化を耳で感じるほど。

やがてゆっくりアップダウンを繰り返すと、またもや二つのヘアピンカーブで高度を100m下げ、一気に土肥の街にに吸い込まれてゆきます。

たくさんの絶景を見せてくれた沼県道17号はここが終点。
ここから先は国道136号が旅のパートナーです。

土肥からの眺め

土肥と言えば、西伊豆でも大きな観光地の一つ。

土肥温泉は西伊豆最古の温泉と言われ、大きなホテルや飲食店が建ち並びます。
近年では大手ホテルチェーンも進出し、比較的リーズナブルに温泉付きのホテルを楽しめるスポットでもあります。

温泉に入りながら海に沈みゆく夕陽を眺めるのは、格別です。

伊豆市の指定史跡テーマパーク「土肥金山」

土肥は金山としても有名で、佐渡に次ぐ二番目の規模を誇った金山が今も保存されています。

大きなドライブインでもある「土肥金山」では、なんと砂金取りの体験も。
取った砂金は小瓶に入れて持ち帰れるため、旅の想い出作りにもいいですよね。
キラキラと金が輝く光景は、ある意味絶景かもしれません。

 

 

西伊豆町:大田子海岸

大田子海岸

土肥から大田子海岸までのドライブコース

土肥の街を後にすると国道136号を南下、大田子へ向かいます。

この国道は、さきほどの県道に比べるとカーブや傾斜が緩やか

西伊豆らしい景観は県道の方が楽しめましたが、起伏があって小刻みに曲がる道路は、運転に神経を使うのも事実。
カーブ同士の距離が短く、曲がり終えると次のカーブが斜め上に見えるなんてことも。

昼間は楽しい道も、夜走るとライトの照らす方向と進む方向が絶えず交錯し、長時間の運転は慣れないと疲れます。

一方、国道は海沿いを走ることをやめ、標高差のあるところは容赦なくトンネルで貫いて進みます。

さて、そんな快適な国道を進むとあっという間に次の目的地、大田子エリアにやってきます。

「大田子海岸1kmの標識を右折して標高差50mほど下り、海岸沿いの道を250mほど進むと、次のスポット「大田子海岸」に到着です。

大田子海岸から眺め

実はこのスポット、「夕陽日本一」を宣言する西伊豆町の絶景スポットで、「夕陽百選」に選ばれる夕陽の名所なのです。

このスポットには大きな駐車場と2階建て+屋上のある展望台があり、心行くまで景色を美しい夕陽を堪能できるスポット。

特にカップルにはおすすめのスポットなのです。
海岸に座るのもよし。展望台から眺めるのもよし。その景色は…

右手は山が直接海に落ち込むリアス式海岸ならではの景観、正面にはオブジェのような奇岩が浮かび、圧倒的な存在感を示しています。

その周囲には小さな島々が浮かび、日本離れした景観を演出。
この絵画のような景観が、夕陽によってさらに美しく、浮世絵ばなれした世界を演出してくれます。

いよいよ夕陽が沈むころになると、空と波打ち際は真っ赤に染まります。

ゆっくり暮れ行く空の色を反映し、海の色もだんだんと色を失ってゆきます。
そこにくっきり浮かび上がる奇岩や島々…。

まるで映画の一シーンのような光景☆

いや、こんなに美しい夕景は、映画でも早々ないのかもしれません。
これで感動しない人はいない、と断言したくなる光景は、西伊豆絶景の旅のハイライトを飾るにふさわしい光景です。

ひめ
大田子海岸の夕陽は、サンセット前からとってもロマンチックな景色よ
カップルにおすすめ♪

 

次のページで、絶景スポットの詳しいアクセスや駐車場情報を掲載します。

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伊豆 戸田

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この記事を書いたひと

ぴもる

ぴもる

2歳のころから
夏は伊豆に家族旅行へでかけるのが恒例行事。

小学校3年生から7年通った下田市田牛は、
第2の故郷のような場所です。

40代になった今も、嫁子供・両親と、
年に数回は伊豆へお出かける伊豆好き!

伊豆のライターをやれる日がくるなんて…

もっと真面目に写真を撮っておくんだった…と、絶賛後悔中です。