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秋のプチ旅行に行ってみよう!フォトジェニックな寸又峡・夢の吊り橋

 

紅葉シーズンにおすすめの渓谷・寸又峡

寸又峡

寸又峡は、山深い静岡県川根本町にある全長16kmの渓谷です。
その眺望は昔から多くの人に愛されており、21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれたこともある人気スポットです。

そんな寸又峡の中でも、数年前から人気が非常に高まっているのが「夢の吊り橋」
エメラルドブルーのダム湖と吊り橋のコントラストがとてもフォトジェニックなんです!

山深いところにあるためアクセスはよくありませんが、その分とっても美しい自然景観を楽しめます。
紅葉の見頃は例年11月初旬から中旬です。

 

井川線限定!トロッコ列車

寸又峡トロッコ

大井川本線と井川線で構成される大井川鐵道。
大井川鐡道といえば、大井川本線を走る昔ながらのSLや近年ファミリー層に大人気のトーマス列車で有名ですよね。

でも、井川線にトロッコ列車があることはご存知でしょうか?

2両編成で、赤いボディと小さい車両がかわいらしいんです!
このトロッコ列車に乗れるのは井川線だけ。
千頭駅~奥泉駅間の車窓から見える風景は、魅力的です。

寸又峡

規格が狭い線路と、ぶつかってしまいそうなほど小さいトンネルをいくつか潜り抜けて奥泉駅へ。
ここからバスに乗り換えて、約20分ほどで「寸又峡温泉」に着きます。
到着後は、ハイキングコースを歩いていきます。

ハイキングコースは1周約90分なので、お手洗いはバス停付近で早めに済ませておいた方がいいでしょう。

 

うっとりとするエメラルドグリーン色の秘密

寸又峡

「寸又峡温泉」バス停を下車して歩くこと約20分…見えてきました。
深いエメラルドブルーの湖です!

湖がこんな深いエメラルドブルー色なのは、『チンダル現象』によるもの。
ダムにそそぐ寸又川には汚れ・浮遊物がほぼないので、ほかの湖と異なって青色の光のみ反射するそうです。
綺麗な水だからこそ見える青い絶景なんですね。

また、訪れる日によって青さの度合が、少しずつ違うそうです。

最近話題の北海道美瑛町の『青い池』、青森県白神山地の『青池』にも勝るとも劣らない青い絶景スポット。
インスタ映えは最高です♪♪

 

夢の吊り橋で感動体験♪

寸又峡のつり橋

湖沿いの道をもう少し進むと、夢の吊り橋に到着!

夢の吊り橋は、木製の細い吊り橋です。
大井川鐵道沿線には他にも多くの吊り橋がありますが、こちらの吊り橋が一番の絶景といわれています。

この吊り橋、なんと下が透けて見えるうえ足元はかなり不安定。
一歩踏み出すごとに、かなり揺れます!

そのため、一度に渡れるのは10人~15人ほどに制限されています。
特に紅葉シーズンは観光客が多く、待機列ができるほど大人気‼
午前中など早い時間の訪問がおすすめです。

私が訪れた日は観光客が多く、約20人が一度に渡っていました。
人数が多いほど橋が揺れるので、お昼過ぎ~夕方の観光客が多い時間帯はとってもスリリング。

カメラを構えるのが怖かったです()
スマホなどを落とさないように気を付けてくださいね。

寸又峡

橋の上から見ると、一層美しい光景が眼下に広がります。
紅葉と青い湖の対比は、11月上旬~中旬にしか見られない風光明媚さです。

なんとこの夢の吊り橋、「女性が橋の真ん中で恋愛成就を願うと叶う」というロマンチックな言い伝えがあるそうです。
神秘的なこの湖は、隠れたパワースポットなのかもしれませんね。
男女で行けばドキドキの吊り橋効果が、女子旅や一人旅で行ったら恋愛運上昇が期待できるかも?

 

夢の吊り橋を渡った後は

寸又峡温泉バス停付近にはいくつかお土産物店やレストランが並んでいます。
その中でもおすすめなのはHammock CAFE 晴耕雨読」

Hammock CAFÉ 晴耕雨読出典:Hammock CAFE 晴耕雨読

店名のとおり、ハンモックに座ったり寝そべったりしながらゆっくりお茶を楽しめるカフェです。
銘茶の産地である地元・川根の紅茶やお店のオリジナル珈琲、スティックチーズケーキが人気だそうです。

ハイキングの後でゆっくり休憩できそうですね!
なお、ハンモックを利用できるのは中学生以上、80kg以下の方のみです。

店内には川根茶や地元の作家さんのハンドメイドアート作品などが並ぶお土産コーナーもありますので、利用してみては。

Hammock CAFÉ 晴耕雨読の詳細

住所 榛原郡川根本町川根本町千頭316
寸又峡温泉
電話 0547-59-2333
営業時間 10:00~日暮れまで
営業日 土日祝日のみ営業
※12月~3月休業
駐車場 なし
URL http://seikou-udoku2012.com/ 

 

寸又峡へのアクセス

寸又峡吊り橋

大井川鐡道大井川本線の千頭駅、大井川鐡道井川線の奥泉駅から、それぞれバスが出ています。
バス停から徒歩20~30分ほどで夢の吊り橋に到着します。

鉄道、バス共に本数が少ないため事前に時刻表をチェックしておきましょう!
紅葉シーズンの終電・終バスはかなり混雑します。

電車は約1時間間隔、バスは約2時間間隔で運行しています。
奥泉駅→千頭駅の終電は17:10、千頭駅→新金谷駅の終電は20:20です。
寸又峡温泉→奥泉駅への終バスは17:20ですが、これでは終電に間に合わないため16:00発のバスで奥泉駅下車か、17:20発のバスで終点千頭駅まで行くことをお勧めします。

また、バスは山道を走りますがかなりアップダウンが激しく、乗車率も高く座れないことも…。
バス酔いには要注意です。

バスで「寸又峡温泉」へ行く方法

JR東海道線「金谷駅」 「金谷駅」下車→ホーム向かいの大井川鐵道金谷駅乗り場から乗車約4分→大井川鐡道 大井川本線普通電車「新金谷駅」→SLに乗り換え「千頭駅」到着
大井川鐡道大井川本線
千頭駅からバス
乗車約40分
運賃/880円
大井川鐡道大井川本線
奥泉駅からバス
乗車約30分
運賃/640円
大井川鐵道HP http://oigawa-railway.co.jp/
大井川鐵道 時刻表 http://oigawa-railway.co.jp/ft/timetable
駐車場 新金谷駅駐車場(有料)、千頭駅(道の駅「音戯の郷」無料駐車場)、奥泉駅(無料)、寸又峡温泉街入口の第1駐車場~第5駐車場(800台分)
トイレ ・寸又峡温泉街入口にある観光案内所内
・「寸又峡温泉」バス停前
・ハイキングコース内の天子トンネル前
・SL内にトイレあり
・普通列車にトイレなし

 

おわりに

寸又峡・夢の吊り橋は秋のハイキングにぴったりな観光地。

街中に暮らしていると、日々ストレスが溜まることも多いはず。
せっかくの紅葉シーズン、山の中を歩いて自然の美しさと力強さを感じ、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

 

 

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この記事を書いたひと

サエキ

サエキ

静岡県出身の大学三年生です。

趣味は神社巡り、野球観戦です。
帰省中に訪れた寺社やお気に入りの場所をご紹介していきます。
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