富士山の恵みを家族で楽しむ！富士宮市の「あさぎりフードパークオートキャンプ場」

マンガ『ゆるキャン△』でも話題。
静岡県内のキャンプ場の人気は、さらに高まっています。

富士山の西麓に広がる朝霧高原は今注目されているキャンプ地の一つで、「あさぎりフードパークオートキャンプ場」は2020年6月オープンした自然いっぱいのキャンプ場です。

富士山を眺めるのもよし！
フードパークで遊ぶもよし！
ゆっくりと自然を満喫するもよし！

今回はファミリーキャンプをしながら、ここでしか楽しめないキャンプ場の魅力に迫ります。

 

 

あさぎりフードパークオートキャンプ場の魅力

整備された散歩道が広がるあさぎりフードパークの一画にオートキャンプ場があります。
緑豊かでとても気持ちがいい場所です。

 

魅力その１：富士山を眺めながらのキャンプ

見上げれば富士山があるぜいたくなロケーション☆
自然を愛するキャンパーにとっては最大の魅力といえるのではないでしょうか。

こちらはキャンプ場の中でも絶景を楽しめるサイト。
ボーッと富士山を眺めているだけで何時間も過ごせそうです。

フードパーク内にある朝霧パワースポット。
こちらは溶岩樹石といいます。

火山噴火によってできる溶岩流が樹木を閉じ込め、そのまま冷やされ固まり、木の部分のみ焼失し穴ができたもの。
まるで絵画の様な富士山を見ることができ、神秘的な気持ちになります。

日が暮れた後、澄んだ空と赤く染まる富士山。
雄大でかっこいい姿に感動しました。

 

魅力その２：フードパーク内で富士山の恵みを楽しむ

フードパーク内には6つの施設があります。
近場にある距離感がうれしいですね。

工房では工場見学や食の体験ができたり、特産品を食べたりと満喫できるコンテンツがたくさん。
工房めぐりは唯一無二の魅力のひとつだと思います。

 

＜フードパークの施設紹介＞

１．酒蔵　富士正酒蔵
富士山の湧水を利用したこだわりの日本酒、焼酎、リキュールを販売。

２．牛乳工房
朝霧乳業…朝霧高原で搾られたあさぎり牛乳やそれを使ったバターなどの乳製品を販売。

３．お茶工房
富士園…富士山麓で土づくりからこだわった自社茶園のお茶を販売。カフェも併設。

４．菓子工房
上野製菓…富士山麓の食材と湧水を使ったお菓子を販売。精進川ようかんが名物のひとつ。

５．いも工房　かくたに
主に富士山の火山灰土で栽培されたさつまいもを使ったお菓子を販売。

６．ビュッフェレストラン　ふじさん
富士山を眺めながら地元食材を中心としたお料理のバイキングが楽しめる。

新型コロナ感染予防対策のため、体験や見学ツアーなど限定しているものがあります。
要予約の体験もありますので、事前にホームページでチェックしてからお出かけくださいね。

▼あさぎりフードパーク記事はこちら▼

 

魅力その３：近隣施設も充実

フードパークには「道の駅 朝霧高原」が隣接。

肉や野菜など地元の特産品を調達することができます。
クラフトビールなどの飲み物も買うことができますよ。

また、富士花鳥園、白糸の滝、田貫湖、本栖湖、まかいの牧場などの観光地も近いです。
時間に余裕ができたら、足を延ばしてみるのもおすすめです。

 

あさぎりフードパークの利用方法と流れ

今回は、家族でキャンプ場を予約。
富士山を見ながら1泊2日のテント泊です。

 

管理棟でチェックイン

キャンプ場の予約はインターネットのみ。
日帰り利用は無く、宿泊のみとなっているのでご注意くださいね。

駐車場に車を停めて管理棟で受付。
キャンプ場への案内や、使用方法、注意点などの説明があります。

チェックインの際に利用料金の支払いをしますので受付をしてから入場しましょう。

 

管理棟、施設はマスク着用

管理棟や工房など各施設はマスク着用です。
アルコール消毒をきちんとして感染症対策をしましょう。

 

広々としたオートキャンプサイト

こちらがオートキャンプ場入り口。
「富士正酒蔵」の横にのぼり旗が見えます。

区画サイトは、各サイトが驚きの広さ！
ゆったりとテントやタープを張れました。

隣のサイトとの間隔も作れ、ソーシャルディスタンスができて安心です。

オートキャンプサイトとは別の場所に、2021年5月にオープンしたトレーラーハウス施設「スタイルキャピンあさぎり」があります。
デッキスペースから見る富士山は絶景。

テント泊はちょっと…と抵抗がある方におすすめです。
おしゃれなデザインの空間で優雅にキャンプができますよ。

 

大自然を満喫しながらファミリーキャンプを楽しむ

キャンプ場での過ごし方

子ども達は、シャボン玉やバドミントン、虫取りをして遊びました。
思いきり体を動かすことができたので大喜びでしたよ。

フードパーク内のイベント広場も子ども達が遊べるポイント。
こちらでは丸太のりができます。

広いスペースで鬼ごっこやかくれんぼ。

キャンプ2日目に音楽イベントが開催されていました。
ベンチに座って音楽を聴いたり、お店をまわったりとのんびりと過ごしている人が多かったです。

標高900ｍに位置するキャンプ場は、平野よりは涼しいものの7月は暑い。
熱中症対策に簡易扇風機が大活躍しました。

 

キャンプ料理は子どももよろこぶ炭火焼

隣接している「道の駅 朝霧高原」では肉や野菜の販売があると聞いてました。
意気揚々と向かったところ、閉店時間（17:00）を過ぎていたという失態。
施設の利用時間は調べておくのがベストですね。

こんなこともあろうかとある程度の肉や野菜を購入しておいたのでセーフでした。

夕食は、炭火焼です。
こんがり焼き上がったお肉や野菜に、アウトドアスパイスをかけてスパイシーな味わい。
大自然の中で食べる料理はどうしてこんなにおいしいのでしょう。

トウモロコシを皮ごと炭火に投入します。

10分ほどで焼き上がったトウモロコシは、みずみずしさはそのまま。
香ばしくて甘みがぎゅっと凝縮されています。

今回は、用意しておいたものを使いましたが、「道の駅 朝霧高原」でも旬の季節にはトウモロコシが販売されているそうですよ。
おいしいと評判です。

 

お酒は現地調達がおすすめ！

酒蔵『富士正』：「富士正　特別純米酒　美山錦」￥660（税込）

キャンプ場の隣にある酒蔵『富士正』で日本酒を調達。
こんなふうに気軽に工房に買いに行けるのはうれしいです。

「甘口で飲みやすい日本酒はありますか？」とお店の方に聞いたところ、「富士正　特別純米酒　美山錦」がおすすめとのこと。
早速買ってクーラーボックスで冷やしてからいただきました。

甘くてフルーティでしっかりと日本酒の味がします。
暑い夏キャンプで、すっきりと飲める日本酒はマストです。

 

キャンプ場の夜

キャンプ場で天体観測

日が暮れたら、満天の星が広がります。
空いっぱいの星は手に取れそうなほど近くに感じます。

天体望遠鏡で月を観察すれば、クレーターまでくっきりと見えるほど。
美しい星空に癒やされます。

 

キャンパーの楽しみの一つ、夜のたき火

たき火でマシュマロ焼き。

ふわふわの食感がたまらない。
子ども達は大盛り上がりでした。

消灯時間は23時。
ある程度の片付けを済ませてから就寝。

夜はヒグラシの鳴き声を聞きながら眠りにつき、朝はうぐいすの鳴き声で目覚めました。
自然の奏でる音をBGMにいつもより熟睡できました。

 

ドッグランやドローン飛行場も楽しめる

朝の散歩で見つけたのはドッグラン。
キャンプ場にも犬の散歩をしているキャンパーさんがいました。
ペットと一緒にキャンプを楽しむのもよいですね。

有料のドローン飛行場もありました。
ドローン所有者ならだれでも利用できます。

 

「あさぎりフードパークキャンプ場」施設情報

あさぎりフードキャンプ場

 

酒蔵　富士正酒造

 

さまざまなキャンプスタイルで楽しめる「あさぎりフードパークキャンプ場」

富士山の恵みをたっぷり満喫して日々の疲れもすっきりリセット。
あさぎりフードパークオートキャンプ場は清々しい場所でした。

施設が充実しているので、ソロやデュオ、女子、ファミリーなどさまざまなキャンプスタイルで楽しむことができるはず。
ぜひ訪れてみてくださいね。

 

※本記事でご紹介の施設利用料やお酒の価格は2021年7月現在の情報です。
予告なく変更になる場合がございます。
詳細は店舗さまへ直接お問い合わせください。

 

キャンプ場がある「あさぎりフードパーク」記事はこちら

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