遠州灘天然とらふぐは、静岡県西部の遠州灘で獲れる天然トラフグのブランドで、漁は毎年10月に始まります。国内で流通する天然とらふぐのうち、約6割が遠州灘産とされています。
ふぐといえば、どこを思い浮かべますか?
ふぐの本場と聞くと、山口県の下関を思い浮かべる方も多いですよね。でも、じつは天然のとらふぐは、静岡県の海でたくさん獲れているんです。その海が、浜松の沖に広がる遠州灘。
秋になると漁が始まり、冬にかけてシーズンを迎えます。この記事では、意外と知られていない遠州灘のとらふぐを紹介します。
✅ この記事でわかること
- 「遠州灘天然とらふぐ」とは —— どんなふぐなのか
- 漁期と資源を守るルール —— 秋に始まる漁のしくみ
- 浜名湖周辺で味わうポイント —— 出かける前に知っておきたいこと
- よくある質問 —— 気になる疑問にまとめてお答え
遠州灘天然とらふぐとは

遠州灘天然とらふぐとは、遠州灘で延縄や手釣りで獲られる、天然トラフグのブランド名のことです。特許庁の地域団体商標にも登録されています。
浜松市によると、遠州灘は愛知県境から御前崎まで、東西70kmに広がる漁場です。主に、舞阪と新居の漁業者が漁をしています。
天然とらふぐの約6割が遠州灘産

国内で流通するとらふぐは、多くが養殖ものです。特許庁の地域団体商標の紹介によると、天然ものは約1割。そのうちの約6割が、遠州灘で獲れたものなんです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 国内で流通する天然とらふぐの割合 | 約1割(残りは養殖) |
| 天然とらふぐに占める遠州灘産 | 約6割 |
| 主な漁法 | 延縄・手釣り |
| 漁期 | 10月〜2月末日 |
| 主な水揚げ港 | 舞阪漁港(浜松市) |
天然のとらふぐは、香りやうまみ、身のしまりがよいとされています。
延縄漁と、資源を守るルール
遠州灘のとらふぐは、延縄漁で獲られています。延縄漁とは、1本の長い縄にたくさんの釣り針をつけて魚を釣る漁法のことです。
網でまとめて獲るのではなく、1匹ずつ釣り上げます。ふぐを傷つけないよう、ていねいに扱っているんです。
浜松市によると、700g以下の小さなトラフグは放流することになっています。小さなふぐは海に返して、大きく育つのを待つ。資源を守りながら獲っているからこそ、毎年この季節に味わえるんですね。
なぜ秋から冬なの?
浜松市によると、遠州灘のトラフグ漁は10月から2月末日までです。漁は、毎年10月1日に解禁されます。
浜松市の旬カレンダーでは、トラフグは「冬の味覚の王様」とされています。寒さが深まるほど、ふぐ料理が恋しくなる季節。秋の解禁から冬のあいだが、遠州灘のとらふぐを味わうシーズンです。
浜名湖周辺で、とらふぐを味わう
浜名湖のほとりにある舘山寺温泉では、例年10月から2月末まで「遠州灘天然とらふぐまつり」が開かれています。温泉宿で、とらふぐのコース料理を味わえる企画です。
定番の食べ方は、薄く引いたふぐ刺しや、鍋で味わうふぐちり。締めの雑炊まで、寒い季節にうれしい料理です。
参加する宿や料金は、年によって変わります。最新の情報は、舘山寺温泉観光協会や各宿で確認してください。
よくある質問(FAQ)
質問をタップすると答えが開きます。
遠州灘のとらふぐはいつ食べられますか?
浜松市によると、漁期は10月から2月末日までです。漁は毎年10月1日に解禁されます。
遠州灘のとらふぐは天然ですか?
天然です。国内で流通する天然とらふぐのうち、約6割が遠州灘産とされています。
どうやって獲っているのですか?
延縄漁と手釣りで、1匹ずつ釣り上げています。
小さなとらふぐはどうしているのですか?
浜松市によると、700g以下のトラフグは放流することになっています。
どこで遠州灘のとらふぐを食べられますか?
浜名湖周辺の舘山寺温泉では、例年10月から2月末まで「遠州灘天然とらふぐまつり」が開かれています。最新の内容は、舘山寺温泉観光協会や各宿で確認してください。
まとめ
遠州灘は、天然とらふぐの一大産地です。延縄で1匹ずつ釣り上げ、小さなふぐは海に返す。そうして守られてきた味が、毎年10月に解禁されます。
秋から冬は、浜名湖のほとりで天然とらふぐを味わってみてください。
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※データ参考:浜松市(豊かな漁場「遠州灘」/冬の旬カレンダー)、特許庁(地域団体商標「遠州灘天然とらふぐ」)、ハルメク(舘山寺温泉のとらふぐ)(いずれも2026年10月29日確認)。まつりの内容は最新情報をご確認ください。
この記事について
- 著者:welove静岡編集部
- 監修:welove静岡編集部
- 公開:2026年10月29日
- 最終更新:2026年10月29日







