静岡浅間神社|お参り後に立ち寄りたい!おすすめスポット4選
「静岡浅間(せんげん)神社」は静岡市葵区に佇む約1000年の歴史を持つ神社です。
敷地面積約13,000坪の境内は広く、ゆったり、じっくり見てまわるのがおすすめ。
境内には、3社の他、4つの境内社があり、「七社参り」の神社としても有名です。
今回は、静岡浅間神社参拝時に立ち寄りたいスポットやお参り後の休憩処をご紹介します。
1.四季を彩る神池
静岡浅間神社には、境内に広がるさまざまな社殿の間に大きな「神池」と呼ばれる池があります。
美しい金色の鯉
池にはたくさんの鯉が泳いでいて、中には美しい金色の鯉も見られますよ。
そのほかに亀やカモが見られることも。
赤い鏡橋
神池に架かる赤い鏡橋は大正12年4月に造られたといわれ、とても風情があります。
この橋から子供たちが鯉を眺めていたりしていましたよ。
御神木のクスノキ
神池の畔にある大きなクスノキは御神木として崇められ、躍動感ある枝ぶりが特徴的。
幹周約6m前後と思われる、クスノキの中では中規模のものだとか。
立派なしめ縄が巻かれ、神聖な雰囲気と存在感を感じます。
桜の名所
静岡浅間神社は桜の名所でも知られ、春には多くの花見客が訪れます。
神池の周りにも桜の木が多くあり、咲き誇る桜と池の風情ある景色が楽しめますよ。
ぜひ桜の開花時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
2.賤機山古墳(しずはたやまこふん)
古墳の始まり
境内にある賤機山古墳は、大歳御祖社の裏にある静岡県最大の横穴式石室の古墳です。
創設は6世紀頃(1500年前)だといわれています。
古墳への行き方
百段階段を登ってもたどり着きますが、登るのが少し大変という人は、大歳御祖社の向かって左側にある階段を登っていくのがおすすめ。
こちらの方が緩やかな階段で、2、3分でたどり着くので比較的行きやすいです。
古墳の形や大きさ
葬られた人は特定できていないようで、6世紀後半にこの地方を治めた有力な豪族の墓といわれています。
古墳の形は、直径約32m、高さ約7mの円墳で、内部には巨大な横穴式石室が造られ、石室内には遺体を納めた家形石棺(せっかん)が置かれています。
残念ながら、現在は石室内部の様子は現在立ち入り禁止の札が下げられていました。
古墳の手前に内部の構造を示す模型があり、そちらで内部の様子をうかがえます。
現在、古墳は修復中
現在は、古墳の破損により黒いシートが掛けられていました。
修復作業中とのことでしたが、作業の完了時期は未定だそうです。
普段あまり触れることのない古墳、この機会にぜひ立ち寄ってみては。
3.お休み処でひと休み
七社をめぐり歩いたら、少し休憩してみてはいかがでしょうか。
静岡浅間神社境内にあるお休み処では、ドリンクや軽食販売が行われています。
売店でも販売中の「浅間だんご」が使用された「開運ぜんざい(480円税込み)」は老若男女問わず人気メニューだそうですよ。
今回は地元静岡のおやいづ製茶≪雅正庵≫の静岡抹茶を100%使用した、濃厚でクリーミーな抹茶ラテをいただきました。
程よい甘さと上品な抹茶の味わいが楽しめます。
その他には、どうする家康関連グッズや家康公にちなんだグッズが多く並び、静岡土産や伝統工芸品、オリジナルグッズまで豊富なラインナップ。
今しか買えない限定グッズもあるそうなので、ぜひゲットしてみてくださいね。
4.多くの人で賑わう浅間通り商店街
静岡浅間通り商店街
静岡浅間神社の参道にある門前町「静岡浅間通り商店街」は、歴史ある老舗店から新店まで、個性あふれる様々なお店が並ぶ、懐かしさと新しさを兼ね備えた商店街です。
浅間神社正門よりの1番街から駿府城公園よりの5番街まで区間が分けられ、メインストリートは南北600mほどになります。
参拝客はもちろん、地元民や観光客にも愛される商店街です。
平日は比較的ゆったりとした空気感ながらも、年末年始や夏祭りなどのイベント時は多くの人で賑わう商店街です。
静岡浅間通り商店街の人気店3選
静岡を代表するいくつかの名店が並んでいるのも、静岡浅間通り商店街の特徴です。
そんな数々のお店の中から、人気店を3軒ピックアップしてご紹介します。
1)どらやきの河内屋
一軒目は、長い行列で知られる人気店「どらやきの河内屋」。
甘さ控えめの餡がぎっしり詰まった唯一無二のどら焼きが味わえる、浅間通りを代表する名店です。
材料にもこだわった焼きたてのどら焼きは、ファンが多いのだそうですよ。
2)肉惣菜専門のレストラン「DON幸庵」
二軒目は、オクシズ産の山葵でいただく、静岡和牛のローストビーフが自慢のお店「DON幸庵」です。
牛肉本来の旨みがギュッと詰まっていて、とても柔らかくジューシーなお肉です。
以前(約1年前くらい)ランチで訪れたことがあります。
私はビーフシチューをいただいたのですが、柔らかなお肉がごろっと入っており、食べ応えがありました。
3)静岡おでん「おがわ」
最後は、幅広い年代から愛される老舗の静岡おでん屋さん「おがわ」です。
化学調味料不使用で、やさしい甘みの「秘伝だし」が自慢だそうです。
お店の前を通ると、ほんのりやさしいおでんの香りに引き寄せられます。
他にもたくさんのお店が軒を連ねる浅間通り商店街。
ぜひ散策がてら、立ち寄ってみてください。
静岡浅間通り商店街で毎年行われる催し
毎月1日のイベント
毎月1日(1月、4月は除く)は、浅間神社で行われる「月次祭(つきなみさい)」にあわせ、神社境内では「安倍の市」が開催されています。
地元野菜やスイーツ、パン、雑貨など様々なお店で賑わいます。
浅間通り商店街では、その日のみの限定商品、割引サービスもあるそうですよ。
4月のイベント
4月は1日〜5日の5日間、「廿日会祭」が行われます。
さくら爛漫の静岡に春を告げる祭典です。
商店街をおねりやお神輿が通り、大勢の人で賑わいます。
6月のイベント
6月は浅間神社の輪くぐりさんで半年間の厄払いを。
その大きさは、日本最大級といわれる直径5mの「大茅の輪」。
出店が並ぶ商店街も、浴衣姿の人で賑わいます。
10月のイベント
10月は「日・タイ友好長政まつり」が行われます。
江戸時代のはじめ、シャム(現在のタイ)に渡り活躍したといわれる人物、山田長政は浅間通り商店街のある馬場町出身。
両国の架け橋である長政を顕彰して、毎年秋に開催されるそうです。
タイの文化や食も楽しめるそうですよ。
通り沿いに「山田長政像」もありますので、見つけてみてくださいね。
今回ご紹介の施設詳細情報
静岡浅間神社 お休み処
住所 | 静岡市葵区宮ケ崎町102-1 静岡浅間神社境内 |
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電話 | 054-245-1820 |
営業時間 | 9:00~16:00 ※営業時間・定休日は変更になる場合があります |
駐車場 | 静岡浅間神社の駐車場あり ※駐車時間は30分以内 ※周辺に有料駐車場あり |
静岡浅間通り商店街
どらやきの河内屋
住所 | 静岡市葵区馬場町12-1 中央ビル1階 |
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電話 | 054-271-4363 |
営業時間 | 【どら焼きの焼き時間】11:40~、15:40~ ※日曜日:11:40~のみ ※いずれもなくなり次第終了 |
定休日 | 日曜日の午後 月曜日 |
予約 | 不可 |
支払方法 | 現金のみ |
駐車場 | なし |
肉惣菜専門のレストラン「DON幸庵」
住所 | 静岡市葵区馬場町106 |
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電話 | 054-251-7002 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 日曜・月曜・祝日 月曜日 |
予約 | 不可 |
支払方法 | 現金のみ |
駐車場 | 無料駐車場あり ※3台分 |
HP | http://donkoan.com |
静岡おでん「おがわ」
住所 | 静岡市葵区馬場町38 |
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電話 | 054-252-2548 |
営業時間 | 10:00~18:30 ※ネタが無くなり次第終了 |
定休日 | 水曜日 |
予約 | 不可 |
支払方法 | 現金のみ |
駐車場 | なし |
HP | https://j-gourmet.jp/ogawa/ |
静岡浅間神社の参拝後も楽しめるスポットが満載
静岡浅間神社は“おせんげんさん”と呼ばれ、古くから多くの人に親しまれてきました。
歴史のある神社でありながら、自然豊かな場所でもあり、現在も昔も多くの人が訪れる場所です。
参拝はもちろんのこと、歴史に触れたり、ショッピングを楽しんだり、美味しい食事を楽しんだりなど、ぜひそれぞれの楽しみ方で訪れてみてください。
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静岡市|「静岡浅間神社」七つの神社を廻る七社参りと見どころをご紹介
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