遠州・藤の花の名所『熊野の長藤』
熊野の長藤は磐田の誇る有名な観光地です。
見頃は4月下旬から5月上旬で、ちょうどゴールデンウィークが見頃となります。
毎年の開花状況をお伝えしながら、毎年の開花時期を予測できるようにお伝えしてきますね。
このページの目次
熊野の長藤・開花情報
写真は2020/4/25の写真です。
お寺の近くに来ると藤の花の香りが、ふんわりと漂ってきます。
境内に入り、藤棚の下にはいると、あたり一面藤の花の心地よい香りがただよい、とっても癒されます。
藤棚下の備え付けられた椅子には、この香りと立派な藤の花にみとれたファンが、会話に花を咲かせています。
門をくぐり抜けて正面。
綺麗に花が咲いています。藤の花の香りが心地よく漂っています。
今年は全体的に短めだそうです。
天候が影響したのでしょうか?
ベンチに座って、ゆっくり花をみながら癒されるのもアリですね♪
藤の花を近くから見ると、なんだか妖精みたい。
かわいいっ
ところどころになが〜い藤の花もありましたよ
でも、1.5mまでは行かなかったようです。
境内には1本、赤藤という種類の藤の花もありました。
色合いはほんのりピンク色で、花の長さも長藤ほど長くありません。
小さくかわいくまとまっている感じ。
2020年の天候
この年は歴史的な暖冬で、スキー場にも例年にないぐらいの雪の少なさ。
かなり桜の開花が早くなるだろうと予測されていましたが、4月前に真冬並みの寒気が流れ込んだおかげで急ブレーキ。
結局、少し早いぐらいでした。
過去の開花状況を振り返って今年の開花を予測する
熊野の長藤は、国と県の指定天然記念物
熊野の長藤は、国指定天然記念物1本、県指定天然記念物が5本あります。
県指定の藤の木は樹齢300年で、紫の花は花房の長さ最長1.5m、平均90cmにもなるそうです。
国指定の藤の木は樹齢850年で、花房の長さ最長1.5mになります。
熊野の長藤の歴史
熊野の長藤は、行興寺にある藤棚をさします。
熊野(ゆや)御前にゆかりの深い寺として有名なこともあり「熊野寺」とも呼ばれています。
熊野御前とは謡曲熊野や平家物語に登場する、親孝行で非常に美人で有名だったそうです。
この熊野御前、藤の花が好きで堂側に藤の花を植えて愛でた、、、と伝承されています。
行興寺には熊野御前のお墓もあり、命日とされている5月3日にあわせて、毎年熊野の長藤祭りが行われています。
住所 | 静岡県磐田市池田330 |
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料金 | 無料 |
見頃 | 4月下旬〜5月上旬 |
駐車場 | あり。無料 河川敷駐車場が広くて便利。 期間中は仮設トイレがあります。 |
長藤まつり | 2023年4月15日(土)〜25日(火) |
熊野の長藤アクセス情報
熊野の長藤駐車場情報
熊野の長藤は行興寺にあり、お寺の前には駐車場がありますが、台数が止められません。
歩いて五分の天竜川河川敷には、臨時の駐車場が整備されますので、そちらがオススメです。
ガードマンがいて、しっかりと案内してくれるので安心です。
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