静岡県中部｜公園やお寺などで楽しむ☆蛍観賞スポット６選　2023年版

そろそろ夏の気配を感じる時期ですが、もう蛍をご覧になられましたか？

例年、いつの間にかシーズンが終わっていたという方、まだ間に合います。
ゲンジボタルは５～７月、ヘイケボタルは６～８月が見頃の時期となります。

雨が上がった日には、ぜひ幻想的な蛍の光をご覧になって、非日常を味わって下さい。

蛍の保護活動が盛んな静岡県では、この時期多くの場所で蛍観賞会やイベントが行われています。
今回はその中でも静岡県中部にある蛍鑑賞の見頃の時期とスポットをご紹介します。

　　　　　

 

１．【静岡市】清水船越堤公園のホタル観賞

清水市街地にある清水船越堤公園では、緑豊かな公園内のせせらぎの小川で、蛍の姿を観賞出来ます。

春はお花見スポットとして知られているこの公園は、東京ドーム２個分の広さがあります。
大きな滑り台やアスレチック広場、また幼児向けの遊具もあり、お子様連れにも大いに楽しむ事ができるでしょう。

また、天文台も有しており、観望会というイベントも行われています。

四季折々の花々も咲いており、お散歩にもぴったりです。
めいっぱい遊んだ後に蛍観賞はいかがでしょうか。

　　　　　　

２．【藤枝市】藤枝市瀬戸ノ谷中里地区　ホタルの夕べ

里山に生息する蛍です。
例年5月下旬から6月上旬頃まで数十匹の蛍を観賞できます。

　　　　　　　

３．【藤枝市】白ふじの里のホタル観賞と竹灯籠

白ふじの里から葉梨川沿いの上流に２ｋｍほどかけて、蛍が観賞出来ます。
また、その際に葉梨川沿いに数百個の竹灯籠の明かりが灯されます。

蛍と竹灯籠の幻想的な二つの異なる光は、日常を忘れる事の出来る美しい光景となるでしょう。

例年開催されている「白ふじホタル祭り」は、2023年は開催中止です。

　　　　　　

４．【藤枝市】蓮華寺池公園のホタル観賞

蓮華寺池公園では、５月下旬頃から野外音楽堂裏の小川にて、蛍が観賞できます。

数こそ多くはないかもしれませんが、園内の美化に努めた結果生まれた自然発生の蛍です。

公園には周囲約１．５ｋｍの蓮華寺池があり、色とりどりのスイレンが浮かんでいます。
蓮華寺池を眺めながら滑るジャンボ滑り台や、大型複合遊具、ボート乗り場もあります。
日中に家族で遊んだ後、観賞して帰るのはいかがでしょうか。

　　　　　　

５．【島田市】ほたるの里コンサート＆ホタル観賞

島田市の六合公民館・六合コミュニティ委員会は、東光寺で「ほたるの里のコンサート」、東光寺谷川でホタル観賞を開催します。

当日は、バンド演奏と、ホタルに関するお話を予定されており、暗くなってからは東光寺谷川沿いを歩きながら蛍の観賞を予定されています。

蛍づくしの素敵な夜を過ごしませんか。

　　　　　　

６．【牧之原市】坂口のホタル観賞

牧之原市坂口の堂ヶ谷から静岡空港榛原連絡所付近で、例年５月中旬から６月中旬に向けて蛍が観賞できます。
また、付近にある水ヶ谷ふれあい公園内にある小川でも蛍が観測されています。
他にも近辺ではこの時期、蛍があちこちで観測されています。

気持ちの良い夜風に吹かれながら、お散歩がてら足を運んではいかがでしょうか
柔らかい蛍の光が見られるかもしれません。

　　　　　　　

2023年　ホタル観賞会が中止のイベント

例年開催されている以下のイベントは、2023年は中止となるそうです。

〇【島田市】ささまほたるの里まつり

〇【静岡市】中島浄化センター（静岡市）にて行われているホタル観賞会

　　　　　　

 

2023年もホタル観賞にでかけよう！

静岡県中部には魅力的な蛍観賞スポットがたくさんあります。
ぜひ訪れてみてください。

最後になりますが、蛍の性質についてお伝えできたらと思います。

蛍は大変繊細な生物ですので、その日の気候により出現が左右されます。
雨天、強風の日は飛びません。

また、明るい場所が苦手なので、懐中電灯やスマホ画面の光で照らさないようにして、静かに観賞してあげてくださいね。

環境破壊により蛍は減少しており、静岡県内各地でも保全活動が行わ,れているところです。
マナーと節度を守りながら、神秘的な美しさを堪能し、素敵な思い出を作りましょう。