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秋の空を舞う奇跡!旅する蝶「アサギマダラ」の神秘

旅する蝶「アサギマダラ」

秋の訪れとともに日本列島を南下する、美しい渡り蝶「アサギマダラ」の魅力をご紹介します。

まるでステンドグラスのような翅を持つアサギマダラは、その神秘的な生態で多くの人を魅了しています。

 

アサギマダラってどんな蝶?

アサギマダラ

アサギマダラは、薄い藍色(浅葱色)の翅を持つ、大型のマダラチョウの仲間です。
翅を広げると10cmほどになり、黒や茶色の模様がアクセントになっています。その美しさから、「旅する宝石」と称されることもあります。

アサギマダラの魅きつけられるわけ

驚異の渡り!2,000kmの旅

アサギマダラ最大の魅力は、その渡りのすごさです。
春から夏にかけては、南西諸島や台湾から日本本土に渡ってきて、秋になると再び南下します。その距離はなんと2,000kmを超えることもあり、中には和歌山県から香港まで約2,500kmも移動した個体も確認されています。一体どうやって…?

謎多き生態!どうやって方向を定めるの?

アサギマダラは、どのようにして長距離を移動するのか、まだ完全には解明されていません。
太陽コンパスや地磁気などを使って方向を感知していると考えられていますが、詳しいメカニズムは謎に包まれています。

美しすぎる!ステンドグラスのような翅

アサギマダラの翅は、光に透かすとステンドグラスのように輝き、見る角度によって色の濃淡が変わって見えます。その美しさは、多くの人を魅了してやみません。

アサギマダラを観察しよう!

アサギマダラは、フジバカマ、ヒヨドリバナ、アザミなどの花によく集まります。これらの花が咲いている場所に行けば、アサギマダラに出会えるチャンスがあります。

静岡県掛川市倉真にある「こんにゃく亭」には、たくさんのフジバカマがあり、アサギマダラが立ち寄るスポットとして有名な場所の一つです

掛川市倉真「こんにゃく亭」

こんにゃく亭

掛川市倉真地区にある「こんにゃく亭」は、地元の空き家を再利用した古民家の施設で、地域活性化の拠点として多くの人々に親しまれています。
手作りのこんにゃくをはじめ、伝統的な食文化と自然体験を提供するこの場所では、秋になると美しい渡り蝶「アサギマダラ」が訪れることで注目されています

秋の特別な訪問者|アサギマダラが舞う庭

アサギマダラが好きなフジバカマ

秋になると「アサギマダラ」が、こんにゃく亭の庭を訪れます。
フジバカマの花が咲き誇るこの場所は、アサギマダラにとって重要な蜜源となっており、蝶たちが優雅に舞う姿を間近で楽しめます

香りと美しさを備えたフジバカマ

フジバカマ

フジバカマは秋を彩る花で、その淡い紫色の花と爽やかな香りが魅力。
かつては香料や防虫剤としても使われた歴史がありますが、現在では自生地の減少から絶滅危惧種となり、地域での保全活動が進められています

こんにゃく亭へのアクセス

⭐️ 4.2(3.7)
🚩 静岡県掛川市倉真5347−1−2
💰 入場料はお気持ち(200円)
🚗 駐車場無料

こんにゃく亭のキバナコスモス

古民家の周りにはキバナコスモスが咲いていて、華やかな感じ👍

アサギマダラを守るために

近年、アサギマダラの生息地である森林や草原が減少しています。
また、地球温暖化の影響も懸念されています。アサギマダラを守るためには、自然環境の保全が重要です。

 

最後に

アサギマダラは、私たちに自然の神秘と美しさを教えてくれる、素晴らしい生き物です。
ぜひ、この機会にアサギマダラの世界に触れてみてください。

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旅する蝶「アサギマダラ」

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この記事を書いたひと

we love 静岡編集部

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三保の松原の逸話にも登場する「羽衣天女」をモチーフにした、we love 静岡のかわゆいマスコットキャラクターです。

県外からの観光でも、地元静岡県民もたのしめる地域情報をお届けする為に、ひさしぶりに降臨して頂きました♪