静岡おでん:黒いだし汁に隠された奥深い魅力と、静岡人のソウルフードを味わい尽くす!
静岡県民のソウルフードといえば、何を思い浮かべますか?
そう、静岡おでんと答える方も多いかもしれませんね!
独特の黒いスープと、串に刺さった具材が特徴の静岡おでん。
今回は、その歴史や魅力、そして知られざる楽しみ方まで、余すところなくご紹介します!
このページの目次
静岡おでんのルーツを探る:味噌田楽から屋台文化へ
静岡おでんの起源は、室町時代にまで遡ると言われています。
味噌を塗って焼いた豆腐「味噌田楽」が原型となり、江戸時代には煮込みおでんへと進化を遂げました。
戦後、屋台や駄菓子屋で手軽に食べられる庶民の味として親しまれ、静岡の食文化に深く根付いていきました。静岡おでんは、静岡県民にとって単なる食べ物ではなく、幼い頃の駄菓子屋でのおやつとしての思い出や懐かしい風景と結びついた、まさにソウルフードと言えます。
静岡おでん、ココが他と違う!3つの魅力を徹底解剖
黒いだし汁の秘密
濃い口醤油と牛すじや豚モツでじっくり煮込んだ、黒くて深い味わいのだし汁が特徴です。
一口飲むと、その濃厚な旨みが口の中に広がり、思わず「おかわり!」と言ってしまうこと間違いなし。
※静岡で食べるおでんのだし汁が全て黒いわけではありません。
串に刺さった具材たち
大根、こんにゃく、はんぺんなどの定番具材に加え、静岡ならではの「黒はんぺん」や「牛すじ」も楽しめます。すべての具材が串に刺さっているので、食べ歩きにもぴったり!
※串に刺さっていないものもあります。
だし粉マジック
魚粉と青海苔を混ぜただし粉をかけて食べるのが静岡流。
おでんの風味をさらに引き立て、食欲を刺激します。
静岡おでんの具としても人気の「黒はんぺん」
もっと深掘りしたくない?
静岡おでんのツウな楽しみ方教えます!
- 味噌をつける: 一部の店舗では、味噌を添えてくれることも。だし粉と味噌のダブル使いで、さらに奥深い味わいを堪能できます。
- 一味唐辛子でアクセント: ピリッとした刺激が欲しい方は、一味唐辛子をかけてみて。おでんの風味を損なうことなく、味にパンチが加わります。
- 〆は雑炊風: おでんを食べ終わった後のだし汁に、ごはんを入れて雑炊風に。静岡おでんの美味しさを最後まで余すことなく楽しめます。
- 静岡茶割りとのペアリング: 静岡茶割りの爽やかな味わいは、静岡おでんの濃い味と相性抜群!ぜひ一緒に楽しんでみてください。
- 変わり種「おでんフライ」: 一部の店舗では、おでん種を揚げた「おでんフライ」も提供されています。サクサクの衣と、中のおでん種のジューシーな味わいが絶妙にマッチ!
静岡おでんフライ、めっちゃ美味しいよ!
「合うの〜?」
って、思うかもしれないけど、これがまた合うんです!
ぜひ、一度食べてみて
静岡おでんの名店巡りへGO!
静岡市内の「青葉おでん街」や「青葉横丁」には、歴史ある名店が軒を連ねています。
青葉おでん街
静岡駅近くの「青葉おでん街」は、昭和レトロな雰囲気が漂う静岡おでんの横丁。
赤ちょうちんが軒を連ね、どこか懐かしい雰囲気の中、個性豊かなおでん屋がひしめき合います。
静岡おでんの定番から、お店ごとのオリジナルメニューまで、食べ比べも楽しみの一つ。地元の人々に愛されるディープな静岡おでん文化を、ぜひ体感してみてください。
青葉横丁
静岡駅近くの「青葉横丁」は、昭和レトロな雰囲気が漂う静岡おでんの聖地。赤ちょうちんが灯る狭い路地に、個性豊かなおでん屋が軒を連ねます。
カウンター越しに店主との会話も弾み、心温まるひとときを過ごせます。静岡おでんの深い味わいと人情に触れ、ディープな静岡の魅力を体感できること間違いなし!
居酒屋どみんご:青葉横丁
常連さんですぐにいっぱいになってしまう人気店。
お店の方もフレンドリーで、美味しい静岡おでんを楽しみながら、楽しい時間を過ごすことができます!
⭐️ 4.4(16)
🚩 静岡県静岡市葵区常磐町1丁目8−7
📞 054-255-2804
🕰️ 17:00〜23:00
静岡おでん おがわ
濃い口醤油の黒いつゆと、牛すじや黒はんぺんなどの具材が特徴。創業昭和23年の老舗の味を堪能できます。
⭐️ 4.1(597)
🚩 静岡県静岡市葵区馬場町38
📞 054-252-2548
🕰️ 10:00〜18:30
🗓️ 水曜定休
その他にも、個性豊かなお店がたくさんあります。
ぜひ、お気に入りのお店を見つけて、静岡おでんの奥深さを味わってみてください。
さあ、あなたも静岡おでんの虜になること間違いなし!
次の静岡旅行では、ぜひ本場の静岡おでんを堪能してみてくださいね。
静岡おでん以外の静岡グルメをチェック!
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