800年、親を想う気持ちが咲き続けている

800年、親を想う気持ちが咲き続けている.
静岡・磐田にある「熊野の長藤」は、
春になるとまるで空から降るように
紫の花を咲かせます。
けれど、これはただの花じゃないんです。
・・・平安時代末期
この地で生まれた一人の女性・熊野御前。
京で平宗盛の寵愛を受けながらも
病気の母を想い
涙ながらに帰郷を願い出た彼女。
願いはついに聞き入れられ
故郷・池田の地へ。
彼女は、母のためにお堂を建て、
そして一本の藤を植えました。
それが、今も咲き続ける「熊野の長藤」
なんと、国の天然記念物にも指定されている、
日本でも数少ない“つる性樹木の文化財”。
推定樹齢は800年以上。
最大1.5メートルもの花房が風に揺れる姿は
まさに“紫の滝”。
静岡県磐田市・行興寺(ぎょうこうじ)
藤の見頃は【4月中旬〜5月初旬】
お隣の「豊田熊野記念公園」まで広がる藤棚も壮観です。
📸 カメラを持って、物語に会いに行こう。
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