京都だけじゃない‼「清水寺」は歴史好きのディープスポット

京都だけじゃない！藤枝にもある清水寺

藤枝駅から車で25分ほどのところに、藤枝総合運動公園サッカー場があります。
そこから更に5分ほど坂道を登っていくと、山の中に突然大きなお寺が見えてきます。

お寺の名前は「高野山真言宗　音羽山清水寺」。
読みも「きよみずでら」ということで、京都の清水寺を想起させられます。

京都の清水寺の創建は778年ですが、藤枝の清水寺はなんと726年創建と伝えられています！

藤枝の方が50年ほど早く建てられていたんですね。
藤枝市民の私も、これにはとても驚きました。

古くからここ藤枝の住民に「きよみずさん」と呼ばれ親しまれていたそうです。

いよいよ清水寺を参拝！

長い階段を登った先に本殿があります。

他の有名寺社と比べるとそれほど大きくありませんが、中には藤枝市に関する歴史的資料ともいえる写真・絵が飾られています。

江戸時代の浮世絵や、町の人全員が貯めたお金で代表が有名神社に参拝するという江戸庶民の観光のはじまり「代参講」の証明となる写真が壁に掛けられていました。

写真を見ると江戸期の藤枝住民が、長野の善光寺や東京の明治神宮へと遠出していたことがわかります。
ひっそりとした場所に置いてありましたが、かなり重要な資料です。

歴史好きならたまらないこと間違いなし！

本殿の裏手には、小さなお社がいくつか並んでいます。

中には七福神や弘法大師を祀ったものも。
縁結び、厄除開運・学芸上達・財運増長など、様々なご利益が期待できそう。

お参りの後はおみくじを引いていきましょう。

清水寺はお寺ですが、観音様をお祀りしているため神社と同様におみくじ、お守りも頒布しているようです。
凶を引いてしまった場合はお守りを授与してもらえるそうです。

しかし、社務所は日によって無人の場合もありますのでご注意を。

清水寺の御朱印

藤枝「清水寺」ですが、住職不在のため御朱印を頂けないことが多いようです。
事前に電話連絡をして住職さんがいる日時を聞いておくと良いと思います。

書き置いてある半紙をいただけるようです。（300円）
御朱印帳の販売はありません。

清水寺と日本の偉人たち

長い歴史を持つ清水寺は、時代の流れと共に多くの歴史的偉人と関わってきました。
清水寺を開創したという僧の行基をはじめ、ここを勅願所とした聖武天皇、祈願所寺院として定めた源頼朝、駿河の地を平定した武田信玄など有名どころがズラリ。

清水寺入り口にある金剛力士像には、江戸時代の老中・松平定信直筆の文章が記されているそうですよ！

こうやくん

高野山、そして弘法大師（空海）との関連もある清水寺。

境内に入ると高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」のパネルが出迎えてくれます。
それだけでなく、境内には高野山から譲られた高野杉が植えられており、藤枝と遠く離れた高野山とのつながりを感じることができます。

境内には他にも高野山にゆかりのある宝物などがあるので、探してみてはいかがでしょうか？

藤枝グルメを楽しもう！

清水寺を参拝した帰りは、藤枝市のグルメを楽しんで！
おすすめの2店舗をリストアップしてみました。

This is café

藤枝、静岡、金谷、清水にお店を構えるThis is caféさん。
スムージーやフルーツケーキなどのインスタ映えは抜群！
おすすめは抹茶ラテ。キャラクターやお花のラテアートが施されていて、とってもかわいいんです！女子会にもぴったりのお店です。

スイーツはもちろんのこと、パスタやオムライスなどのランチ・ディナーメニューも充実しています。
ただし、15:00～17:00は準備中になりますのでお気を付けください。

シラハタ製菓

ご家族で経営されているシラハタ製菓さんの大人気商品、黄金まんじゅう。

ふかふかの今川焼き生地に、白あん・マロンあんなどの餡や、カレー・ポテトウインナーなどのおかず系の具材がそれぞれ入っています。
10～14種が店先に並んでいますが、全てお店でひとつひとつ手作りしているんです。
いつでも出来立てが食べられます！

1つ130円とお手頃価格なので、いくつか購入して味比べをするのも楽しいですよ。
人気店、家族経営ということもあってお昼時などは売り切れ続出。焼き上がりまで待つ場合もあります。

更に、ソフトクリームやアイスクリームも販売しています。イートインスペースもありますので、ちょっとした休憩にも◎。

藤枝観光まとめ

いかがでしたか？

藤枝市は静岡県の中部にあり、各方面からのアクセスも良好。

そんな藤枝の中でも知る人ぞ知る清水寺。
高台にある隠れた名所のため、あまり人が来ず静かな時間が過ごせます。

自然も豊かでリフレッシュできること間違いなしです！
まったり歴史散策を、そして藤枝のグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか？

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